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厚化粧した女性がどうしても好きだという人は、おそらくいないでしょう。 女性に顔を近づけたとき、女性として感じがいいのは、やはり女性の素肌感とナマっぽさですから。 演出しすぎた顔、あるいは作りすぎた顔というのは、確かに遠目には目立ってかっこよく美人に見えることもありますが、近づいたときに、どうしても暑苦しさとかベタつき感があり、それに何か自然でないものを感じてしまうものです。 世の中にはいろんな好みを持った男性がいるので一概には言えませんが、それでもだいたいの男性が女性の化粧を見て「いいな」思うのは、「やっぱりナチュラル!」という声が多いのは事実であります。 これは単なる男性の化粧の好みだけではなく、女性にしてもナチュラルメイクにすれば、性格が明るくなっておしゃべりになり、暗さとか陰湿さが消えるため、男性に好かれる要素が増えるのも原因のようです。 ある本によれば、ある大学で女子学生を対象にして、ヘビーメイク、ナチュラルメイク、ノーメイクという3条件を作って、それぞれの女性に自分の好きな話題で、3分間自由におしゃべりするな実験を行ったそうです。 そうすると、ナチュラルメイクをした女性ほど、自然にたくさん話すことが分かったようです。 こういうことを考えますと、ナチュラルメイクは、男性の好みというだけでなく、心理学的にも、男性を惹きつける明るさが加わるようですね。 厚化粧にすれば、やはり自分の本質とは違う次元を演出することになるから、ある意味では、自分自身を素直に表現できなくなり、本来持っている自分の明るさとか自然な対話ができにくいのかもしれません。 ノーメイクだと、自分の顔のパーツに対するコンプレックスを一つぐらいは持っているものですから、どうしても自信がなくなって、無口になったり、明るさがなくなったりするのでしょう。 私もナチュラルメイクの定義を知っているわけではありませんが、ある人によれば、「ナチュラル=薄い」というのではなく、「メイクしてるように見えないのになんだかキレイ」に見えるもの。つまり、自分の魅力を最大限に引き出しつつ、個性を邪魔しないメイクがナチュラルメイクなのだそうです。 |
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