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理由は簡単で、男性には甘えたい欲望があるからです。 まず先に女性が甘えてくれないと男は甘えられないのです。それは女性が自分からベッドに誘うのを苦手とするのと同じようなものです。前の彼女と比べて、あなたが極度に甘えるのが下手だった場合、彼は物足りない気持ちに負けて、浮気に走ることもあります。そのくらい「甘えること」は大切なのです。 男性は「甘え下手」な女性を、雑で繊細さに欠ける「がさつ」な女性と誤解することがあります。 女性にはなかなか理解できないかもしれませんが、男性は女性のことを「味」で表現することがあります。「女らしくて繊細で上質な味」「極めて普通の味」「繊細さに欠ける大味」と、無意識に振り分けるのです。 そして「甘え上手な女性」は「女らしい繊細な味」、「甘え下手の女性」は「繊細さに欠ける大味」と区別します。 「大味」な女性のことを、男はぞんざいに扱い、「女らしい繊細な味」の女性に対しては、常に相手のことを考えた、愛に満ち溢れた行動をとるようになります。つまり、男はその女性の「味」に合わせて、愛し方を変えるのです。 そういう意味でも、恋の始まりに、甘える態度はとても大切です。特にこれまで、「愛情表現が不得意で、不器用な男性とばかりつき合ってきた」という女性は要注意です。 それはあなたが甘えなかったことによる、「あなたに合わせた彼の愛情表現」ともいえるのです。 男性に甘えることは「媚び」とは違います。相手に甘えるのは「自分を解きほぐして自分自身にやさしくする」ということです。「自分の心をやさしくマッサージする」のと同じです。そしてキスと同じく、愛情表現の一つでもあるのです。だから、照れることなく、安心して彼に甘えてみましょう。 もちろん出会ったばかりで、まだつき合ってもいない時に甘えると「誰に対してもこうなのかな」と恋人候補からも外されることがあるので、この段階では「この子は、つき合ったら甘えた感じがかわいいだろうな」と感じさせることが大切です。 「彼の腕枕で眠るのが好きなの」「つき合ったら、近くにいてほしいなあ」など、つき合った後のことを彼に想像させるのです。 もし好きな彼と恋人同士になったなら、小さなくすぐり合いでもいいので、まず彼とじゃれ合うところから始めてみましょう。それが甘え上手になる秘訣です。 また、甘えるだけでなく、同時に自己主張もしましょう。 「いい天気だから、部屋を出て、そろそろ散歩でもしようよ!」など、甘える合間に自分の言いたいことをはっきり言いましょう。 甘え上手は愛され上手。恥ずかしがらずに、ぜひ実行してみましょう。 |
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