|
愛情があればこそ、お互いの体は自然に結ばれてしまうのだと。 ここが、男と女の大きな違いなのですが、男の性は愛情と常に一致するものではなく、性はひとり歩きするのです。 よく、「男は蝶で、女は花」とたとえられますが、花は一つのところに留まって、蝶のほうに行くことはできませんが、蝶は甘い蜜を見つけますと、花から花へと飛び回って甘い汁だけを吸うものなのです。 これと同じように、女性が男性と体の関係を持ったからといって、その男性の心まで独占することはできず、男はいつも気まぐれなのです。 男が真剣に女性のことを考えるようになるのは、まずは、正式につき合い始めてからなのです。ですから、男が「つき合っている」という認識がない以上、いくら体を許しても恋は成就しません。 よくある話が、はっはりと交際しているわけではないのに、何とか彼をものにしようと、酔った勢いで彼の家に泊まり込んだり、ホテルに誘ったりしても、彼はあなたのことを真剣には考えません。 彼からすると、「尻の軽い女だから、遊び相手にはちょうどいいな」という思われる程度です。 ただ、体を許してもいいのは、彼があなたと交際することを宣言して、デートも5回以上重ねたような場合には、お互いに信頼関係ができていますので、体の関係によって、さらに緊密な心のコミュニケーションがとれ、結婚への階段を上っていくことになるのです。 ちょっとした雰囲気と成り行きで、体の関係を持った場合には、それ以上に恋が発展することはなく、「彼に抱かれたのだから、もう私のモノ」などと考えていると、裏切られるのがオチです。 男と女の世界は、タヌキとキツネの化かし合いですので、遊びの恋と本気の恋を勘違いしないことが大切で、もし本物の恋を手に入れたいのなら、お互いに交際宣言をしてからにしましょう。 |
|
|||