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世の中には、沈黙が怖い人と沈黙を愉しみ、有効活用する人がいます。 前者は、つい焦ってなんとか言葉をつなごうとします。自然に会話をつなぐことができればいいのですが、つい余計なことをしゃべってしまったりして、かえって話がぎこちなくなってしまうこともあります。なんとなく居心地が悪く、落ち着かなくなってしまうのです。 何回かデートしていて、沈黙が怖くなくなったふたりは恋に落ちやすいと言えます。 沈黙は楽しめるようになったら、ふたりの会話のリズムはもうバッチリです。なぜなら、お互いにわかりあえるふたりにとって、沈黙は「あたりまえ」の時間だからです。長年交際しているカップルや仲の良い夫婦は、すべてこの沈黙を自然と楽しんでいます。つまり、沈黙も「会話の一部」なのです。 また、ゆっくりと考えを巡らせたり、景色を観賞したり、音にじっくり聴き入ったりするといった「静」の行動には、沈黙は不可欠です。黙っていても、同じ空間を共有しながら楽しむのです。 なかでもオススメなのが、「考えるしぐさであえて沈黙を演出する」ことです。「私は今、考えごとをしているの」というポーズを取りながら、黙って遠くの景色を見たり、目をつぶって瞑想してみたりするのです。 考えるしぐさは相手に勇気を与えるものです。「わざわざ話題を探さなくていいんだ。じっくり考えて、言葉を選びながらゆっくり発言すればいいんだな」と思えるようになるのです。 このように、沈黙は恋を後押しする絶好のチャンスです。ぜひ、一度試してみてください。 ★ 本命の彼女になるためのコミュニケーション術 相手の悪いところを相手の感情を害さずに指摘することができれば、あなたは本命の彼女になれる素質を身につけたのも同然です。 逆に、いつも相手の揚げ足とりでもしているような指摘をしていては、たとえ交際できたとしてもケンカが絶えず、彼との関係も長続きしないでしょう。 相手が腹を立てないように上手によくない点を伝えると、「ああ、彼女は俺のことをこんなに考えていてくれるのか」と、彼は母性に似た愛情を感じ、あなたに感謝の念を抱きます。 ケンカになるパターンとの違いは、「彼が怒るような表現」ではなく、「彼が怒らずに受け止められる表現」をしたという点です。 仕事でも同じようなことが言えるでしょう。 かつて、あなたを不快にした上司を思い出してください。ミスをしたのは事実だけど、あんな言い方をして人を不快にさせる必要はないのでは? と思うような言い方で責めたり、怒ったりする人がいます。 それと同じことです。相手の感情を逆なですることなく、上手に指摘する、というのは、仕事でも恋愛でも大切なことなのです。 かといって、「彼が怒ると怖いから」と言って、悪い点にも目をつぶり、黙っているのもよくないことです。 彼にとって必要なコーチになります。 これがうまくいけば、彼はあなたを一生手放さないでしょう。 |
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