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また、「目」には目力(めじから)といわれるように、目には表情があり、人の心を動かす力も備わっています。 状況に応じて目力を使い分ければ、相手の気持ちをコントロールすることも可能なのです。 特に鋭い眼光を放って無表情で恋人を見つめるアイコンタクトは、恋人に威圧感を与えることができ、おそらく彼はあなたの眼を見たらタジタジになるかもしれません。 なぜなら。無表情を装って恋人を凝視することで、恋人の感情を誘い出すこともできるからです。 つまり、あなたが無表情のままじっと恋人を凝視しますと、彼はこちらの心を読むことができず、何を考えているのだろうかと不安になるものです。 その際、恋人に何らやましいものがなければ、あなたの無表情から情報を汲み取ることができなくても、動揺することはないでしょう。そんなときは、あなたに向かって、「そんなにじっと見て、何かあったの?」と、不思議がってたずねてくるでしょう。 しかし、恋人の心にあなたに言えないような事実や、やましいことが浮かび上がってきたときには、気持ちが穏やかでなく焦りが出てきます。 「あのときの浮気がバレてしまったのだろうか」などと、彼の頭の中をいろいろと走馬灯のように駆け巡るのです。 恋人が嘘をついているかもしれない、隠し事があるかもしれないと思いながらも、その真相を尋ねることが、はばかられることもあるでしょう。 そんなときは、無表情のままじっと見つめて、相手の出方を待ってみるのも手です。 みるみるうちに焦りの色が浮かんできたら、そのときにすかさず真偽を確かめればいいでしょう。凝視する目は、そのくらいの力を持っているのです。 |
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