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足元というのは、体のなかでも一番下にあって目立たないため、どうしてもその人の意識が回らないため、つい油断が出るところであり、その人の本音が自然に出てしまうところでもあるようです。 どの心理学の本を読んでも、「人間の心理は下半身に表れる」という項目があるはずです。 たとえば、嫌いな相手と会社の会議室で会議するようになったときなど、言葉や顔にはそんな気持ちは一切出さず、愛想笑いの一つもしているかもしれませんが、下半身だけは正直な感情がしぐさに出ているものです。 ここでは、座ったときの足の置き方がどんな心理を表しているのかを、紹介しておきましょう。 @ 組んだ足をしっかりと両手で押さえて固定しているの心理 商談などをしているときに見られる光景ですが、相手の交渉には簡単には応じないという意思表示であり、足をしっかり固定したことで、それを表明しているのです。 もし、彼があなたと座って話しているときに、彼かこのポーズを取った場合には、あなたに対して心を開いていないことを表しています。 A 無意識に自分の足を触ったりさすっている人の心理 女性がこのしぐさをするときには、「私はあなたに好意を持っています」という意思表示です。基本的に自分の体に触る行為は、やさしくして欲しいときの意思表示であります。アイドルのコンサートを見ていると女の子たちがお互いに抱き合っていることがありますが、これは「アイドルに抱きしめてもらいたい」という気持ちの表れです。 B 足首だけを組む人の心理 足をもう一方の足の上に上げるのではなく、左右の足首だけをクロスさせるケースですが、この座り方をしてみますと、急に立ち上がろうとしてもできないはずです。つまり、リラックスしていることを表しており、彼があなたとの会話中にこういう足の組み方をしたときには、あなたに好意を持っているはずです。 C 前かがみで両膝を両手で押さえる人の心理 一般的には、立ち上がるときにこのポーズを取るはずですが、無意識にこのポーズを取っている人は、「早く、その場から去りたい」という意思表示ですから、彼が会話中にこのポーズを取ったら、別の話題に変えてみるのもいいかもしれません。 |
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