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恋人時代に男が求めるものと、結婚してから求めるものとは、ある部分では180度違ってきます。女性はそれを理解して変身していく必要があります。 恋人と妻とでは、つぎのような点が違ってくるのです。 @ いつまでも素朴で少女のような女性ではいられない ディズニーランドとチョコレートパフェが大好きで、いつも「わあ、ウレシイ」などと喜んでくれる女性は、恋人時代には初々しくてかわいらしく見えるものです。デートでする会話と言えば、映画と音楽と芸能人のことばかり。ですが、男が政治の話や文学の話をすると、素直に聞く。マナーも知らないが、指摘すれば一生懸命に覚えようとする。妹のようであり、恋人でもあり・・・。 しかし、恋人時代はこれでよくても、結婚してからは、そのままではすまなくなるのは当然です。 結婚してからも、「わたし、そういうの苦手なの」とか「イヤだわ」などとやってると、人前に出せない女性と思われかねません。恋人時代はほほえましく眺めてくれた男も、態度を変えざるを得なくなります。 A スキのないしっかり者が夫をウンザリさせる しつけのきびしい家庭に育ち、マナーも社交性も充分。どこに出しても恥ずかしくない女性が、結婚生活に入ると、夫に疎ましく感じられるという皮肉な結果を招く場合があります。 恋人時代は男をリードし、何でも教えてあげていたような女性と、それに素直に従っていた男性との組み合わせは、地方出身の男と都会育ちの女のカップルに多く見られます。 しかし、男は見栄っ張りですから、自分の妻となると、人前では控え目にしていてもらいたいと思うようになります。ところが恋人時代のクセが抜けなくて、 「あなた、こうでしょ」とか「こうしなさい」とか思わず言ってしまうと、男は疎ましく思うようになるのです。 B 男は何でも頼って自立心のない女性に腹を立てる 頼もしい男性とおとなしい性格の女性が出会ったとき、もっとも古典的な信頼の絆で結ばれた、一見すると、絵に描いたような理想的なカップルができあがります。 いつも男がリードし、女はそれについていく。それを演技でやすやすとやってのける、したたかな女性もいますが、なかには本当におとなしくて、男のいうなりに「はい、はい」としたがうことで、女の幸福をかみしめるタイプもいます。 しかしこれも度が過ぎると、男は疲れてきます。 結婚したからには、妻として一定の社会的役割は、きちんとこなしてもらいたいと思うのが男です。家計の管理から、盆暮れの贈答、親戚づきあい、どこの新聞をとるかまで、いちいち夫に相談しなければ決められないような女性は、妻としての社会性に欠けているといわざるを得ません。 恋人時代にカッコをつけていた男も、結婚したら、ときには妻に自分のダメな部分をさらけ出してリラックスしたいものです。できればパンツ一枚で膝枕で甘えたいときだってあります。 ところが、こういう女性相手だと、男はすべてのことに気を張ってがんばらなければなりません。責任感の強い男ほど疲れ果てて、仕事どころではなくなってしまいます。有能な男を社会的に抹殺してしまうのは、じつはこのタイプの女性がいちばん多いのです。 |
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